手作り真空管アンプで聴くモダンジャズ。

お知らせ

News
  • お知らせ2024/11/20
    エスペランサ・スポルディングのライブに行きました。ベーシストを別に連れてくるかと思っていたら、彼女が常に唄いながらベースを演奏するスタイルで、バックバンドはギターとドラム、バックボーカル兼ダンサー二人、計4人のみの小編成。彼女の唄とベースを存分に楽しめるライブでした。少し前にエスペランサがリリースしたヒーリング(癒し)をテーマにしたCDは、音だけ聴くと少し物足りないと感じることがありましたが、ライブは大違い。バンドメンバー間のリアクションも素晴らしく、エスペランサが兎に角カッコ良い。従来のジャズボーカルの枠を超えたライブでした。またエスペランサがピアノの弾き語り、ギターの弾き語りをアンコールで披露したのも観客にとっては大ボーナスで、チケット入手に苦労しましたが、行った甲斐があるライブでした。
  • お知らせ2024/11/20
    11月24日(日)店主バンド(TSのワンホーンカルテット)の定期ジャズライブとジャムセッションを16時より行います。今回はハービーハンコックの楽曲特集です。リスニングだけのお客様もお楽しみいただけます。勿論プレイヤーの方も大歓迎です。ジャムセッションは1650~1900に行います。ご来店をお待ちしています。
  • お知らせ2024/11/20
    12月11日(水)都合により15時30分に開店します。当日の営業時間は1530~1900です。お客様にご迷惑をおかけしますこと、お詫び申し上げます。
  • お知らせ2024/10/24
    テレンス・ブランチャード(Tp)のライブを聴きに丸の内のジャズクラブに行きました。演奏は80年代のエレクトリックマイルスを思い出させる8ビートや16ビートのジャズで、若かりし頃、Live Under The Skyで読売ランドにマイルスを聴きに行ったことを思い出しました。ライブでの掘り出し物は、共演していた弦楽四重奏団のタートル・アイランド・カルテットです。vin2名、vla1名、vc1名の標準的な弦楽四重奏団ですが、もの凄くノリが良く、奏者間のインタープレーも秀逸で、何よりも4名がメチャ楽しそうにプレイしているところが最高でした。
    4人だけでThe Sidewinderを演奏したのですが、スポンティーニアスなジャズのエッセンスを感じる大興奮の
    ステージでした。(主役のテレンスを食っちゃったかも?)思いがけない名演に出会えるのがライブの良さです。
  • お知らせ2024/10/5
    11月24日(日)16時より店主(Ts)のカルテットの定期ライブを行います。今回はハービーハンコックの特集です。Maidon VoyageやDolphin Danceなどモダンジャズの名曲をお楽しみ下さい。16時50分から19時までは、楽器プレーヤー、ボーカリストの参加大歓迎のジャムセッションです。腕自慢の皆様の参加をお待ちしています。ミュージックチャージは無料です。別途ドリンクをご注文下さい。
  • お知らせ2024/8/24
    小曾根真さんがリーダーを務めるBig Band、No Name Horsesのライブを聴きに青山のジャズクラブに行きました。会場は超満員。腕自慢がプレイするノリノリの難曲の連続に完全にノックアウトされました。アンサンブルだけでなく各プレイヤーのアドリブも秀逸で、日本の一流プレイヤーの音楽性の高さを改めて認識しました。しかも聞くところによると、皆さん多忙なので、リハもあまりやってないと聞き更にびっくり。今夏にレコーディングをするそうなので、発売されたら早速コレクションに加えたいと思います。
  • お知らせ2024/8/2
    店が休みの平日の午後は、時々新宿有名ジャズクラブの昼のライブを聴きにいきます。若手プレイヤーが自己のリーダーバンドでオリジナル楽曲や凝ったヘッドアレンジを施した変化球のスタンダード曲を気合を入れて演奏するので、大いに楽しめます。白熱のライブをドリンク付きで魅力的なお値段で聴ける新宿はジャズの聖地ですね。
  • お知らせ2024/6/26
    以前から欲しかった、1953年にノーマングランツがJATPメンバーを率いて日劇で行ったライブコンサートの3枚組LPを新宿のレコード屋で手に入れました。70年代に発売されたときは5000円程度と記憶してますが、今回の値段は
    580円。めちゃお買い得でした。昔、このアルバムのオスカーピーターソンのドラムレストリオが入っている面を聴いたことがあったのですが、3枚じっくり聴いたのは初めてです。一番感激したのはエラフィッツジェラルドが思う存分唄っている三枚目のLPで、全盛期のエラの凄さを再認識するとともに、日本の聴衆の熱さとノリの良さに感銘を受けました。戦後僅か8年という時代に本場のJAZZで盛りあがった日本が既にあったことに肌で触れると、現在の日本の若手Jazzプレイヤーの世界での活躍にはルーツがある、と感じます。
  • お知らせ2024/6/1
    ジョシュア・レッドマン(Ts)のライブを聴きに南青山に行って来ました。今回はボーカルのガブリエル・カバッサを連れての来日です。ボーカル入りのユニットでの公演でしたので、テナーが前にあまり出てこないのでは、と観る前は少し心配でしたが完全に杞憂でした。ライブはレッドマンが自由奔放に吹きまくる中で、ボーカルがからむようなイメージで、レッドマンの、太い低音、艶っぽい中音、更にフラジオ領域の最高音を自由自在に操りながら泉のごとく湧き出すフレーズは圧巻でした。世界トップクラスのテナープレイヤーの実力を目の当たりにした衝撃の一夜となりました。
  • お知らせ2024/5/30
    Jazzのサウンドが紙面から聴こえる(と感じる)コミック、Blue Giantの第三部、米国Explorer編、全9話の単行本を店内に置きました。テナーサックス片手に単身米国に乗り込んだ主人公の成長と周囲の人々との交流に心がうたれます。ご来店時にお楽しみください。
  • お知らせ2024/4/11
    小曾根真さんの新トリオ、Trinfinityのライブを聴きに青山に行きました。これぞ究極のインタープレイという演奏に感動しました。事前にこの新トリオのCDは聴いていたのですが、ライブは想像を超えるスリリングな演奏で、しかもメンバー全員がニコニコしながらプレイしているところが、何ともカッコ良かったです。ゲストの
    Donny  McCaslinのテナーもアイデア溢れるプレーズの連発で大いに楽しみました。更にラッキーだったのが
    小曾根さんのProjectのメンバーである若手トランぺッターの雄、松井修太朗さんが飛び入りで1曲参加したことです。松井さんのプレイを聴くのは初めてでしたが、音がきらびやか、ノリも抜群で、若いトッププロのレベルの高さを改めて感じました。思いがけない共演など、ハプニングがあるのもライブの醍醐味です。
  • お知らせ2024/3/20
    本年40歳を迎える男性ボーカル、Peter Cincottiの約20年前のデビューアルバムを手に入れました。最近は
    Popな曲を多く取り上げ、昨年来日しBlue Noteでライブを披露したことを最近知りましたが、デビューアルバムを聴いたのは初めてです。このアルバム、19歳の時の作品とは思えない完成度の高さで、その伸びやか唄声とノリの良さに完全にノックアウトされました。スタンダード中心の選曲もグッドです。是非一度お聴き下さい。
  • お知らせ2024/3/2
    守屋純子(Pf)さんの三管編成Sextetのライブを渋谷に聴きに行きました。守屋さんのビッグバンドのCDや大橋美加(Vo)さんとのライブやCDは大好きですが、三管編成のコンボを聴いたのは初めてです。守屋さんの絵巻物のようなオリジナル、デュークエリントンのスタンダードを斬新なコード進行でアレンジしたナンバー、カーラブレイやウェインショーターなど根っからのジャズファンを唸らせるナンバーなど、バラェティに富んだプログラムで、アレンジが斬新でカッコよいのは勿論、各メンバーのアドリブも素晴らしく、大感動・大満足のライブでした。次回は
    ビッグバンドのライブに是非伺いたいと思います。
  • お知らせ2024/1/5
    価格改定のお知らせ:原材料費の上昇に伴い、2024年1月よりカレー、カレーセット、モーニングサービスを値上げいたしました。改定後の価格はカレー(単品)800円。カレーセット(カレーとコーヒーまたは紅茶のセット)1100円。モーニングサービス
    (ゆで卵、トースト、コーヒーまたは紅茶のセット)650円です。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
  • お知らせ2023/12/30
    上原ひろみさんの年末の日本公演、Sonic Wonderlandを聴きに行きました。めちゃ良かったです。ツアーに先だってリリースされたCDは何回も聴いていたのですが、ライブでの上原さんのプレイは、シンセ、エレピ、生ピアノのそれぞれの特徴を最大限に活かした上、プレイヤー間で互いに反応しあいながらフレーズやリズムを紡いでいく「これぞJAZZの即興!」という演奏で、CDではとても味わえない感動を得ることができました。上原さんのタッチやリズムの心地良さ、響きの美しさは格別で、もっと聴いていたい、と感じられるライブでした。来年もまた来日してくれたら是非聴きにいきたいと思います。
  • お知らせ2023/12/7
    コミックBlue Giant日本編、Blue Giant Supreme欧州編を遅ればせながら読みました。年初に公開された映画が良かったので店に置いたのですが、そのストーリーの面白さに感服しました。音が聴こえる漫画と評されていましたが、Jazz好きが読むと正にそのとおりだと思います。コミックを読んで改めて感じたのが、映画で音楽を担当した上原ひろみさんの楽曲の素晴らしさです。コミックでは、主人公が曲のトーン&マナーを語ったり、聴衆が印象をつぶやくシーンがちりばめられているのですが、映画での上原さんの曲と演奏を担当したチームの音は、そのイメージを的確に再現しており、映画を観てからコミックを読むと、紙に描かれたシーンから上原さんの曲が頭の中に蘇り感動が倍増します。東京を舞台にした部分が今回映画化されたので、次回は欧州編の映画化を期待します。
  • お知らせ2023/11/9
    Ts, Ss.の浜崎航さんがPfの松本茜さんのトリオと共演したライブを横浜に聴きに行きました。唄心溢れるサックスと、お洒落にグルーブするピアノとの相性が抜群で、サビ以外はコルトレーン調のモードで演奏したヘンリーマンシーニ作曲のシャレードや、ファンキーでスイングするオリジナル曲の”Big Catch”など、選曲も素晴らしく大いに楽しみました。さらにライブ後、お二人のCDを購入して嬉しかったことは、Intimacy Of BluesというCDの中にあるローランドハナ作曲のWistful Momentという美しいボサノバ曲を発見したことです。ローランドハナがサイドで加わっているアルバムは聴いてましたが、本人のリーダーアルバムはあまり聴いてなかったので、この曲は知りませんでした。新たな美しい曲を発掘できるのも、ライブでCDを購入する際の大きな楽しみです。
  • お知らせ2023/10/17
    カナダ出身の女性ボーカル、ケイティ・ジョージの最新アルバム、私とピアノとジェロームカーン(原題。You're alike,you two)を入手しました。昨年発表された彼女のオリジナルを中心にしたアルバム、Featuring、が物凄く良かったので、スタンダードをピアノとのDuoで唄う今度のアルバムを興味深々で聴きました。結果は大大満足です。まず声質が溌溂として気持ち良い。ノリもジャズの雰囲気満載でピアノとのインタープレーも素晴らしい。またこれは予想外の喜びですが、ジェロームカーンは、インストルメントのコンボではあまりやらない良い曲を沢山作っていたんだ、と知ったこと。Bill、というバラードは、インストではまずやらない曲と思いますが、ケイティジョージの心のこもった唄と相まって、琴線に響きました。是非お楽しみください。
  • お知らせ2023/9/25
    ラッシェルフェレルの1990年に発売されたデビューアルバムを入手しました。音域の広い物凄く上手い女性歌手と聞いていたのですが、実際にアルバムを聴いたのは今回が初めてです。アルバムを聴いて、声が自由自在に低音域から高音域まで浮遊しながらスイングする独特の唄い方にノックアウトされました。さらに嬉しかったのは、CDのラストに、ライブでの「枯葉」がはいっていることです。唄は勿論最高なのですが、バックをウエインショーター、ミッシェルペトリチアーニ、スタンリークラークがやっていて、そのインタープレーに痺れました。想像を超える音楽に出会えるのがアルバム探しの醍醐味ですね。
  • お知らせ2023/7/25
    Emaさん(Vo)のライブを聴きにいきました。ジュデイガーランドの楽曲をテーマにしたライブで大いに楽しみましたが、自宅にジュデイの娘さんのライザミネリのLPはあるのですが、恥ずかしながらジュデイのLPが1枚もなかったので、中古レコード店でジュディ・アト・カーネギーホールを手に入れました。このアルバムは1961年の二枚組ライブで、ゴールデングローブ賞も獲得した有名なアルバムです、特にコンサートのクライマックとアンコールを収めたD面は、ステージと聴衆の盛り上がりが目に浮かび、これこそザッツエンターテイメントというご機嫌なライブが楽しめます。是非一度お聴きください。
  • お知らせ2023/6/25
    クインシージョーンズが1981年に来日した際の武道館ライブLPを手に入れました。日本でJazzとFusionが大いに盛り上がっていた時代を反映し、来日メンバーも、パティ―オースティン、トゥースシールマン、ジェロームリチャードソン、あのチョッパー奏法で一世を風靡したルイスジョンソンなど豪華で、大いに楽しめました。曲目もアイアンサイドや愛のコリーダなどヒット曲連発で当時を懐かしく思い出しましたが、一番感動したのはトゥースシールマンが口笛を吹きながらギターを弾いた”ブールセット”です。お洒落で哀愁溢れる旋律が心地よく、さらに口笛とギターという組合わせの演奏を小さなライブハウスでなく武道館でやる!という意外性が素晴らしいです。是非お楽しみ下さい。
  • お知らせ2023/5/28
  • お知らせ2023/5/16
    3年振りに学生時代の仲間とバンドを組み青山のジャズカフェに出演(乱入?)しました。今までお客様の前では演奏したことがないウエインショーターのEl GauchoとFee Fe Fo Fumなどをプレイしましたが、コード進行や小節割の巧みさ、モダンなフレーズとファンキーなプレーズが交互に現れるノリの良さなど、曲そのものが素晴らしいので、下手くそながらも演奏を大いに楽しみました。ショーターは偉大なメロディーライターと改めて思いました。
  • お知らせ2023/4/11
    新譜もしっかり聴いてみよう、と思いSamara Joy(Vo)の新譜、Linger Awhileを手にいれました。このアルバムは期待を超える作品でした。良質の赤ワインのような魅力的な歌声、ノリやフェイクの仕方も22歳とは思えない素晴らしさで、特に驚いたのは、歌詞の情景や主人公の心情が目に浮かぶ表現力です。2曲目のGuess Who I Saw Todayを是非お聴きください。遅く帰宅したパートナーに「言い訳はいいわ。マテーニを一緒にどう。わたしも飲みたい気分なの」と勧める時の室内の情景、その日の昼間、フレンチパブで彼女が見たこと、その時の彼女の気持ち、それが目に浮かびます。歌の最後のクライマックスにはしびれました。アメリカには凄い歌手が沢山いるんですね。
  • お知らせ2023/3/18
    JAZZプレイヤーの成長を描いた話題のアニメ映画、ブルージャイアントを見ました。劇中の音楽の凄さに圧倒されるだけでなくストーリーも秀逸で、泣けるシーンが沢山ある素晴らしい映画でした。上原ひろみさんのピアノと楽曲がご機嫌なのは勿論、主人公のテナーサックスを実際に演奏した馬場智章さんの怒涛のプレイに度肝を抜かれました。ジャズがお好きな方は必見の映画です。最近の若手プレイヤーはテクも凄いしプレイも熱いですね。新譜をしっかり聴かねば、と改めて思いました。
  • お知らせ2023/3/5
    サックスの巨人、ウエインショーターが亡くなりました。私の最も好きなサックスプレイヤーで、粘るような太い音色で、選び抜かれたフレーズを歌い上げる姿を二度と見ることができないと思うととても悲しい思いです。マイルス・イン・ベルリンのショーターの枯葉を聴いたときは、コード進行からワープし、ハンコックと一体となった神秘的なプレイに鳥肌が立ちました。ショーターはサックスプレイヤーとして趙一流であるだけでなく、バンドのテイストを決定づけてしまう、真のクリエーターだと思います。マイルスの各時代の演奏では、ショーターのテイストが満載のESP、マイルススマイルズ、ネフェルテティが大好きで、その後のウェザーレポートも、ショーターがいたからこそ、あの絵巻物のようなドラマチックな演奏になったのだと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。3月5日、6日、7日の営業では、ショーターの作品を多く取り上げたいと思います。
  • お知らせ2023/2/25
    アン・バートンのBallads and Burtonを聴いていたら、お客様より同じオランダ出身のシンガーであるリタ・レイスを勧められ、中古レコード屋でジャズメッセンジャーズと共演したCool Voice Of Rita Reys を買ってきました。リタ・レイスは声がハスキーでノリもジャズの雰囲気たっぷり。アートブレーキ―が歌伴をやったらどうなるのか?とおっかなびっくりでしたが、抑え気味にプレイしており、さすがです。それでも、おかずに三連の高速のリムショットをいれたり、コーラスの終わりにミニナイアガラを入れたり、随所にブレーキ―節がでて、思わずニヤリとさせられます。組合せの妙というのはジャズの醍醐味ですね。蛇足ですが、ジャズメッセンジャーと共演したアルバムですと、どうしてもバックに目(耳)が行ってしまうため、リタ・レイスの唄をじっくり楽しむ場合は続編のCool Voice Of Rita Reys No.2が良いと思います。
  • お知らせ2023/2/8
    WBC開催を控え大谷選手の二刀流の話題は尽きませんが、Jazz界の二刀流の第一人者としては、私はジョージベンソンを推しておりました。しかし最近は考えを改め、アンドレプレビンでは、と考えています。プレビンはピアニスト・作曲家・アレンジジャーとしてJazz界で大活躍するにとどまらず、クラシックの世界でもロンドン交響楽団の常任指揮者として幾多の名演を残すなど、異次元の音楽家ですが、私はプレビンのピアノを多くは聴いていませんでした。以前、シェリーマンのマイフェアレディでのプレビンを聴いたときも、粋だけど、鳥肌が立つようなスリルまでは感じなかったのですが、考えを改めたのは、正月休みにダイナショアのDinah Sings Previn Playsを聴きこんでからです。このプレビンの唄伴が本当にお洒落で素晴らしく、唄を絶妙に引き立てる演奏で大いに感動しました。最近は、PrevinのWest Side Storyを購入し聴いています。このアルバムは、映画のサウンドトラックのイメージが強すぎ、またバーンスタインの快演もあるので、食わず嫌いで敬遠していたのですが、いざ聴いてみると、原曲のプレーズをからアドリブに行くところの展開がスムーズで面白く、またシェリーマンの高速ブラッシワークをバックに弾きまくるプレビンのアドリブがスリリングで、ご機嫌なアルバムでした。天は二物を与えてしまうことがあるんだ、と改めて思いました。
  • お知らせ2023/1/13
    寒中お見舞い申し上げます。2023年もよろしくお願い申し上げます。正月は普段は店でかけることが少ないボーカルのアルバムを楽しみました。トニーベネットがレディーガガをはじめ若手の一流シンガーとジャンルを超えて共演した「Duets2」は人気のCDと思いますが、その一作目の「Duets An  American Classic」を連休中に購入し聴きました。こちらは「Duets 2」に比べ、年配の歌手との共演が多いことやハモリが少ないため地味な印象ですが、私のような年寄りは、ポールマッカートニーやスティングの声を聴いただけで、懐かしさで感動してしまう人種なので、大いに楽しめました。特によかったのがスティービーワンダーと共演したFor Once In My Lifeです。スティービーの独特の節回しとハイトーンが素晴らしく、またハーモニカの間奏も泣けてきます。2枚のCDで、偉大な歌手はジャンルを超えて凄いこと、またその歌手が喜んで共演するトニーベネットの包容力の高さを改めて感じました。
  • お知らせ2022/12/16
    ケニーバロンとスタン・ゲッツのDuoの話でお客様と盛り上がり、Duoの時のケニーバロンのバッキングは素晴らしいね、という話になりました。お客様からバイオリンのレジーナカーターとのDuoも良いよ、と伺い、早速お茶の水のレコード店に行きましたが、お目当てのDuoのアルバムは品切れで、かわりに30年代のスイングジャズをイメージし、ボーカルもはいった、レジ―ナのリーダーアルバム、I'll seeing you:a sentimental Journeyを購入しました。レジーナカーターを聴くのは初めてだったのですが、バイオリン、ボーカル、リズム隊とのコンビネーションが抜群で、レジーナの太目の音色が何ともいえない30年代の懐かしい雰囲気を醸し出すご機嫌のアルバムでした。お客様のおかげで新たな発見ができました。
  • お知らせ2022/12/16
    コーヒーと紅茶のおかわりの料金を設定しました。半額の250円です。珈琲から紅茶へ、または紅茶から珈琲への変更も可能です。
  • お知らせ2022/12/7
    アクセスのページに目黒線洗足駅からの道順を掲載しました。
  • お知らせ2022/12/3
    バンド仲間とジャズのレコードの話をすると、好みが似通ってしまう場合が多いのですが、店主になってからは、初めてお会いするジャズファンの方から、自分の知らないレコードのお話を聞くのが楽しみです。先日You would beという店名が話題になった際、誰の唄を思い出すか?というお話になり、お客様からJo Staffordの唄うYou would be so nice to come home toがお気に入りと伺いました。Jo Staffordは一枚も持ってなかったので、さっそく、Jo + Jazzという60年録音のYou would be ~がはいっているアルバムを調達しました。このアルバム、もの凄く良かったです。Helen Merrillとはまた違った良さで、Ben WebsterやConte Candoliの唄伴も秀逸でした。ぜひ一度お聴きください。
  • お知らせ2022/11/28
    学生時代のバンド仲間が来店。1982年のジャコパストリアスビッグバンド、オーレックスジャパンのライブ盤2枚を開店祝いにいただきました。80年代は日本のオーディオメーカーは元気だったし、JAZZフェスティバルも多く開催され熱気に溢れていたことを思い出しました。当時仕事でジャコのコンサートには行けませんでしたが、針を落とすと、ビッグバンドライブ盤ならではのノリノリのアンサンブルに改めて感動。ご来店の際はジャコの十八番のChickenをお楽しみ下さい。
  • お知らせ2022/11/21
    11月20日(日)開店しました。午後から雨天となりましたが、来店いただきましたお客様に心より御礼申しあげます。
  • お知らせ2022/11/13
    保険所の実施検査を11月11日に受けました。11月20日(日)午前11時、予定どおり開店します。
  • お知らせ2022/10/24
    ホームページを公開!
  • お知らせ2022/10/7
    ホームページの作成をスタートしました!